コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2


ip icmp rate-limit unreachable

ICMPエラーの送信間隔を指定します。dfパラメータを指定することによって,コード4(DFフラグがセットされているため,フラグメントできない)のICMPエラー送信間隔を設定します。本パラメータを使用することで,コード4とコード4以外のICMPエラー送信間隔をそれぞれ独立して設定できます。

[入力形式]

情報の設定・変更

ip icmp rate-limit unreachable [df] <milli seconds>

情報の削除

no ip icmp rate-limit unreachable [df]

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

df

コード4のICMPエラー送信間隔を設定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    コード4以外のICMPエラー送信間隔を設定します。

  2. 値の設定範囲

    なし

<milli seconds>

ICMPエラーメッセージ間の最小時間を設定します。0を指定すると送信間隔によるICMPエラーパケット送信の制限を行いません。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    0〜4294967295(ミリ秒)

[コマンド省略時の動作]

すべてのICMPエラーの送信間隔は500ミリ秒となります。

ただし,次の点に注意してください。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

なし

[関連コマンド]

なし