storm-control
ストームコントロール機能を設定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
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storm-control broadcast level pps <packet/s>
storm-control multicast level pps <packet/s>
storm-control unicast level pps <packet/s>
- 情報の設定
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storm-control action inactivate
storm-control action trap
storm-control action log
- 情報の削除
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no storm-control broadcast
no storm-control multicast
no storm-control unicast
no storm-control action inactivate
no storm-control action trap
no storm-control action log
[入力モード]
- (config-if)
-
イーサネットインタフェース
[パラメータ]
- broadcast
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ブロードキャストフレームをストームコントロールの対象にします。
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本パラメータ省略時の初期値
ブロードキャストフレームをストームコントロール機能の対象にしません。
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- multicast
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マルチキャストフレームをストームコントロールの対象にします。
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本パラメータ省略時の初期値
マルチキャストフレームをストームコントロール機能の対象にしません。
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- unicast
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ユニキャストフレームをストームコントロールの対象にします。
-
本パラメータ省略時の初期値
ユニキャストフレームをストームコントロール機能の対象にしません。
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- level pps <packet/s>
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ストームコントロールで許容する受信レートを指定します。受信レートを超えたフレームは廃棄します。0を設定した場合は,対象とするフレームをすべて廃棄します。
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本パラメータ省略時の初期値
省略できません
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値の設定範囲
0〜150000000
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- action inactivate
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ストームの発生を検出した場合に,対象ポートをinactive状態にします。本パラメータを指定し,ストームの発生を検出してポートをinactive状態にするときは,action logの設定に関係なく必ずメッセージを出力するので,action logの設定は不要です。SNMP通知の送信はaction trapの設定に従います。
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本パラメータ省略時の初期値
ストームの発生を検出した場合,受信レートを超えたフレームの廃棄だけを行い,ポートの状態は変更しません。
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- action trap
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ストームの発生,終結を検出した場合に,SNMP通知を送信します。
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本パラメータ省略時の初期値
ストームの発生を検出した場合,SNMP通知を送信しません。
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- action log
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ストームの発生,終結を検出した場合に,運用メッセージを出力します。
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本パラメータ省略時の初期値
ストームの発生を検出した場合,運用メッセージを出力しません。
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[コマンド省略時の動作]
なし
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
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ストームコントロールは受信フレーム数で制御され,フレーム長には関係しません。
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受信フレームが設定した受信レートを超えた場合,制御フレームも廃棄されます。必要な制御フレームが廃棄されないようにするためには,極端に小さい値を設定しないでください。
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action inactivateは,ストームを検出したポートがチャネルグループに所属している場合,チャネルグループに所属している全ポートをinactive状態にします。一方,ストームコントロールが設定されていないポートでは,ストームが発生してもチャネルグループに所属している全ポートでストームコントロールを実施しません。また,スタック構成の場合,ストームを検出したポートと同じメンバスイッチのチャネルグループに所属しているポートだけをinactive状態にします。よって,チャネルグループに所属しているポートへストームコントロールを設定する場合は,チャネルグループに所属している全ポートにストームコントロールを設定してください。
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storm-control broadcast,storm-control multicastまたはstorm-control unicastで受信レートを設定していない場合は,storm-control actionで指定した動作が実行されません。
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storm-control action inactivateを設定し,ストームを検出してポートがinactive状態となった場合,ポートをactive状態にするためには運用コマンドactivateを使用します。
[関連コマンド]
なし