switchport backup flush-request transmit
切り替えおよび切り戻し時に,上位スイッチに対して,MACアドレステーブルをクリアするためのフラッシュ制御フレームを送信する設定をします。本コマンドは,プライマリポートに設定することで有効になります。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
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switchport backup flush-request transmit [vlan <vlan id>]
- 情報の削除
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no switchport backup flush-request transmit
[入力モード]
- (config-if)
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イーサネットインタフェース,ポートチャネルインタフェース
[パラメータ]
- vlan <vlan id>
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フラッシュ制御フレームを送信するVLANのVLAN IDを指定します。
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本パラメータ省略時の初期値
設定するインタフェースがアクセスポートの場合,アクセスVLANに対してフラッシュ制御フレームを送信します。トランクポート,MAC VLANポートおよびプロトコルVLANポートの場合,ネイティブVLANに対してフラッシュ制御フレームを送信します。
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値の設定範囲
「パラメータに指定できる値」を参照してください。
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[コマンド省略時の動作]
フラッシュ制御フレームを送信しません。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
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本コマンドは,プライマリポートに設定してください。セカンダリポートに設定しても本機能は有効になりません。
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本機能は,チャネルグループに指定したイーサネットインタフェースに対して設定できません。また,本機能を設定したイーサネットインタフェースは,チャネルグループに設定できません。本機能は,該当イーサネットインタフェースの属するポートチャネルインタフェースに対して,設定してください。
[関連コマンド]
なし