ip dhcp snooping database url
バインディングデータベースの保存先を設定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
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ip dhcp snooping database url {flash | mc <file name>}
- 情報の削除
-
no ip dhcp snooping database url
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- {flash | mc <file name>}
-
保存先を指定します。
- flash
-
内蔵フラッシュメモリに保存します。
- mc <file name>
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MCに保存します。
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本パラメータ省略時の初期値
省略できません
-
値の設定範囲
<file name>:最大64文字が設定できます。
MC上のファイル名称を指定します。運用コマンドでMCにディレクトリを作成している場合は,ディレクトリ名を含めて64文字まで設定できます。
[コマンド省略時の動作]
バインディングデータベースを保存しません。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
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ip dhcp snooping database write-delayコマンドで設定した書き込み待ち時間は,次のどれかを保存契機としてタイマをスタートし,タイマの満了後にバインディングデータベースを保存します。
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ダイナミックのバインディングデータベースの登録,更新,または削除時
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ip dhcp snooping database urlコマンド設定時(保存先の変更を含む)
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運用コマンドclear ip dhcp snooping binding実行時
タイマが満了する前に装置電源断などが発生した場合は,バインディングデータベースを保存できません。
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no ip dhcp snooping database urlコマンドを入力した場合は,ip dhcp snooping database write-delayコマンドで設定した時間のタイマがスタートしていても,バインディングデータベースを保存しません。
[関連コマンド]
ip dhcp snooping
ip dhcp snooping vlan