コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


ip dhcp snooping database url

バインディングデータベースの保存先を設定します。

[入力形式]

情報の設定・変更

ip dhcp snooping database url {flash | mc <file name>}

情報の削除

no ip dhcp snooping database url

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

{flash | mc <file name>}

保存先を指定します。

flash

内蔵フラッシュメモリに保存します。

mc <file name>

MCに保存します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    <file name>:最大64文字が設定できます。

    MC上のファイル名称を指定します。運用コマンドでMCにディレクトリを作成している場合は,ディレクトリ名を含めて64文字まで設定できます。

[コマンド省略時の動作]

バインディングデータベースを保存しません。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. ip dhcp snooping database write-delayコマンドで設定した書き込み待ち時間は,次のどれかを保存契機としてタイマをスタートし,タイマの満了後にバインディングデータベースを保存します。

    • ダイナミックのバインディングデータベースの登録,更新,または削除時

    • ip dhcp snooping database urlコマンド設定時(保存先の変更を含む)

    • 運用コマンドclear ip dhcp snooping binding実行時

    タイマが満了する前に装置電源断などが発生した場合は,バインディングデータベースを保存できません。

  2. no ip dhcp snooping database urlコマンドを入力した場合は,ip dhcp snooping database write-delayコマンドで設定した時間のタイマがスタートしていても,バインディングデータベースを保存しません。

[関連コマンド]

ip dhcp snooping

ip dhcp snooping vlan