ip arp inspection limit rate
本装置でのDHCP snoopingの有効時に,装置当たりのARPパケット受信レート(1秒当たりに受信可能なARPパケット数)を設定します。受信レートを超えたARPパケットは廃棄されます。なお,実際の受信レートは本コマンドとip dhcp snooping limit rateコマンドの合計受信レートが使用され,受信可能なパケット数もDHCPパケットとARPパケットの合計になります。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
-
ip arp inspection limit rate <packet/s>
- 情報の削除
-
no ip arp inspection limit rate
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- <packet/s>
-
1秒当たりに受信可能なARPパケット数を設定します。
-
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
-
値の設定範囲
10〜125(packet/s)
-
[コマンド省略時の動作]
受信レートを制限しません。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
-
本コマンドで指定した値は,受信パケット数の上限値を設定するものであり,指定値まで動作保証するものではありません。
[関連コマンド]
ip dhcp snooping