コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


web-authentication web-port

Web認証用のTCPポート番号を任意のポート番号に追加します。

通常,http=80,https=443の番号で割り当てられているポート番号に,それぞれ任意のポート番号を追加指定できます。レガシーモード,ダイナミックVLANモード,固定VLANモードのどのモードでも使用できます。

なお,固定VLANモードおよびダイナミックVLANモードで,認証対象ポートにAX-Config-Masterを接続する場合は,OANが使用するポート番号(httpsの832と9698)を指定してください。

[入力形式]

情報の設定・変更

web-authentication web-port {http | https} <port> [<port>]

情報の削除

no web-authentication web-port {http | https}

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

{http | https}
http

http用のTCPポート番号を追加します。

https

https用のTCPポート番号を追加します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    なし

<port>

追加するhttpプロトコルまたはhttpsプロトコルの通信用ポート番号を設定します。

なお,OANと共存する場合,ポート番号832と9698はOANで使用します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    832,1024〜65535

[コマンド省略時の動作]

次に示す初期値のポート番号によって通信されます。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,運用コマンドrestart web-authentication web-serverによるWebサーバの再起動後に反映されます。

[注意事項]

  1. 本コマンドの設定および削除後は,認証途中のユーザは再度ログイン操作を行ってください。

  2. OANと共存する場合,OANが使用するポート番号(832と9698)は,Web認証のログイン操作およびログアウト操作に使用できません。

  3. 本コマンドで設定および削除を行った場合は,直ちに運用コマンドrestart web-authentication web-serverでWebサーバの再起動を行ってください。

[関連コマンド]

web-authentication system-auth-control

web-authentication vlan

web-authentication port

restart web-authentication