dot1x timeout reauth-period
IEEE802.1Xの認証成功後,Supplicantの再認証を行う周期を秒単位で指定します。本値の周期で再認証用EAP-Request/IdentityをSupplicantに対して送出し,Supplicantの再認証を促します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
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dot1x timeout reauth-period <seconds>
- 情報の削除
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no dot1x timeout reauth-period
[入力モード]
- (config-if)
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イーサネットインタフェース,ポートチャネルインタフェース
[パラメータ]
- <seconds>
-
Supplicantの再認証を行う周期を秒単位で指定します。
-
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
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値の設定範囲
1〜65535
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[コマンド省略時の動作]
Supplicantの再認証を行う周期は3600秒です。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
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現在動作中のタイマがタイムアウトし,タイマ値が0になったとき
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運用コマンドclear dot1x auth-stateを実行し,認証単位または装置単位での認証解除を実施したとき
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認証済端末が存在しない状態の認証単位で認証端末の認証が成功したとき
[注意事項]
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すべてのIEEE802.1Xは,dot1x system-auth-controlコマンドを設定することで有効になります。
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dot1x port-controlコマンドが設定されていないと本コマンドは有効になりません。
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本コマンドは,dot1x reauthenticationコマンドによって再認証を行う設定にならないと有効になりません。
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パラメータの設定値はdot1x timeout tx-periodコマンドで設定した値より大きな値を設定してください。
[関連コマンド]
dot1x timeout tx-period
dot1x reauthentication
dot1x system-auth-control
dot1x port-control