flow rate-alarm

［入力形式］

情報の設定・変更

flow rate-alarm [entry <entries>] [exceed-count <exceed count> <trial count>] [conform-count <conform count> <trial count>]

情報の削除

no flow rate-alarm

［入力モード］

(config)

［パラメータ］

entry <entries>

1秒間に監視するQoSエントリ数を設定します。スタック構成時は，メンバスイッチごとに本パラメータの設定値で監視します。

1. 本パラメータ省略時の初期値

   100

2. 値の設定範囲

   10〜200

exceed-count <exceed count> <trial count>

帯域遵守状態のQoSエントリに対する周期監視の条件を設定します。

<exceed count>には帯域違反回数を設定します。<trial count>には監視回数を設定します。

1. 本パラメータ省略時の初期値

   <exceed count>：1

   <trial count>：1

2. 値の設定範囲

   <exceed count>：1〜3600

   <trial count>：1〜3600

   <trial count>には<exceed count>以上の数値を指定してください。

conform-count <conform count> <trial count>

帯域違反状態のQoSエントリに対する周期監視の条件を設定します。

<conform count>には帯域遵守回数を設定します。<trial count>には監視回数を設定します。

1. 本パラメータ省略時の初期値

   <conform count>：300

   <trial count>：300

2. 値の設定範囲

   <conform count>：1〜3600

   <trial count>：1〜3600

   <trial count>には<conform count>以上の数値を指定してください。

［コマンド省略時の動作］

帯域違反通知をしません。

［通信への影響］

なし

［設定値の反映契機］

設定値変更後，すぐに運用に反映されます。

［注意事項］

1. 設定値を変更したあとは，QoSエントリの監視状態が初期化され再度監視をします。

2. 帯域違反通知を運用メッセージで通知する場合，帯域状態が頻繁に変更すると，ほかの運用メッセージが記録できなくなります。このため，conform-countパラメータの省略時の初期値である300回より短くしないことを推奨します。

［関連コマンド］

qos（ip qos-flow-list）

qos（ipv6 qos-flow-list）

qos（mac qos-flow-list）