ip igmp snooping fast-leave
VLANインタフェースで,IGMP LeaveおよびIGMPv3 Report(離脱要求)を受信した場合,すぐに該当ポートへのマルチキャスト通信を停止します。
[入力形式]
- 情報の設定
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ip igmp snooping fast-leave
- 情報の削除
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no ip igmp snooping fast-leave
[入力モード]
- (config-if)
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VLANインタフェース
[パラメータ]
なし
[コマンド省略時の動作]
IGMP LeaveおよびIGMPv3 Report(離脱要求)を受信した場合,該当ポートに同一マルチキャストグループのメンバが存在しないことを確認して,マルチキャスト通信を停止します。よって,IGMP LeaveおよびIGMPv3 Report(離脱要求)を受信したあとも,確認処理の間(3秒間(デフォルト値))はマルチキャスト通信が継続します。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに反映されます。
[注意事項]
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本コマンドを設定してIGMP LeaveおよびIGMPv3 Report(離脱要求)を受信した場合,すぐに該当ポートへのマルチキャスト通信を停止します。そのため,該当ポートに同一マルチキャストグループに加入しているメンバが存在する場合,該当メンバへのマルチキャスト通信が一時的に停止します。この場合,該当メンバからのIGMP Report(加入要求)を再度受信することで,マルチキャスト通信は再開します。
[関連コマンド]
なし