mode
リングでの本装置の動作モードを設定します。
また,リング構成として,共有リンクありのマルチリング構成である場合,本装置が構成しているリングの属性,およびそのリングでの本装置の位置づけを設定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
-
mode {master | transit} [ring-attribute {rift-ring | rift-ring-edge <edge node id>}]
- 情報の削除
-
no mode
[入力モード]
(config-axrp)
[パラメータ]
- {master | transit}
-
動作モードを指定します。
- master
-
マスタノードとして動作します。
- transit
-
トランジットノードとして動作します。
-
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
-
値の設定範囲
なし
- ring-attribute {rift-ring | rift-ring-edge <edge node id>}
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共有リンクありのマルチリング構成でのリングの属性として,共有リンク非監視リング(共有リンクを監視しないリング)を指定し,またそのリングでの本装置の位置づけを指定します。
なお,rift-ring-edgeを指定した場合は,axrp-ring-portコマンドにshared-edgeパラメータを指定する必要があります。
- rift-ring
-
共有リンク非監視リングを構成するノード(ただし,最終端ノードは除く)として動作します。本パラメータは,マスタノードの場合だけ指定できます。
- rift-ring-edge <edge node id>
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共有リンク非監視リングの最終端となるノード(共有ノード)として動作します。二つある最終端ノードを区別するために,装置単位でエッジノードID(1または2)を指定します。
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本パラメータ省略時の初期値
マスタノードの場合,共有リンク監視リング(共有リンクを監視するリング)のマスタノードとして動作します。
トランジットノードの場合,共有リンク監視リング,または共有リンク非監視リングのトランジットノードとして動作します。
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値の設定範囲
<edge node id>には1または2を指定します。
[コマンド省略時の動作]
なし
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
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マスタノードはリング内に一装置だけ設定してください。複数設定した場合,Ring Protocol機能が正常に動作しません。
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Ring Protocol動作中にモード変更,または削除を行うと,本機能が一時的に無効となります。そのため,本機能を適用するネットワークの構成(リング構成)上,ループが発生するおそれがあります。リングポートであるインタフェースをshutdownに設定するなどして,ループが発生しない状態にした上で,本コマンドを入力してください。
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ring-attributeパラメータにrift-ring-edgeを指定した場合は,axrp-ring-portコマンドにshared-edgeパラメータを指定してください。
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同一リングの共有リンク非監視リングの最終端ノードには,それぞれ異なるエッジノードIDを指定してください。正しく設定されていない場合,リング機能が正常に動作しません。
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スタック構成時,共有ノードとして運用できません。
[関連コマンド]
なし