spanning-tree cost
該当ポートのパスコストを設定します。本コマンドは,すべてのスパニングツリー(PVST+,シングルスパニングツリー,マルチプルスパニングツリー)に適用します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
-
spanning-tree cost <cost>
- 情報の削除
-
no spanning-tree cost
[入力モード]
- (config-if)
-
イーサネットインタフェース,ポートチャネルインタフェース
[パラメータ]
- <cost>
-
パスコスト値を設定します。コスト値が小さいほど,該当するフレームを転送するポートとして使用する可能性が高くなります。
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本パラメータ省略時の初期値
省略できません
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値の設定範囲
spanning-tree pathcost methodコマンドでshortを設定した場合
1〜65535
spanning-tree pathcost methodコマンドでlongを設定した場合
1〜200000000
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本パラメータ使用時の注意事項
パスコスト値が変わることでトポロジ変更が発生する場合があります。
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[コマンド省略時の動作]
spanning-tree pathcost methodコマンドの設定に従い,パスコストを適用します。
Ring Protocolとの共存時に設定する仮想リンクには,1を適用します。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
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spanning-tree vlan costコマンド,spanning-tree single costコマンド,またはspanning-tree mst costコマンドを設定している場合は,本コマンドの値は適用しません。
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spanning-tree vlan pathcost methodコマンドまたはspanning-tree single pathcost methodコマンドを設定している場合は,本コマンドの値は適用しません。
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Ring Protocolとの共存時に設定する仮想リンクには適用しません。
[関連コマンド]
spanning-tree pathcost method
spanning-tree vlan pathcost method
spanning-tree vlan cost
spanning-tree single pathcost method
spanning-tree single cost
spanning-tree mst cost