コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


switchport vlan mapping

Tag変換情報エントリを設定します。

[入力形式]

情報の設定・変更

switchport vlan mapping <vlan tag> <vlan id>

情報の削除

no switchport vlan mapping <vlan tag> <vlan id>

[入力モード]

(config-if)

イーサネットインタフェース,ポートチャネルインタフェース

[パラメータ]

<vlan tag>

LAN上で使用するVLAN Tagの値を指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    1〜4094

<vlan id>

フレームを扱うVLANのVLAN IDを指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    パラメータに指定できる値」を参照してください。

[コマンド省略時の動作]

Tag変換しません。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. Tag変換を有効にするためには,switchport vlan mapping enableを指定する必要があります。

  2. Tag変換は,該当ポートがトランクモードのときだけ有効です。

  3. VLAN Tag,VLAN IDに,ネイティブVLANのVLAN IDを指定しないでください。

  4. Tag変換が有効なポートでは,switchport vlan mappingが設定されたVLAN Tagだけが送受信できます。Tag変換を設定するポートでは,送受信するVLAN TagとVLAN IDが一致する場合でもswitchport vlan mappingを設定してください。

  5. ポートミラーリングの802.1Q Tag付与機能を使用しているセッションで,ミラーポートに指定されたポートにTag変換を設定する場合,本コマンドで設定するVLAN Tagには,802.1Q Tag付与機能で使用するVLAN IDと異なる値を使用してください。

[関連コマンド]

switchport mode trunk

switchport trunk

switchport vlan mapping enable