mac-address-move
MACアドレス学習移動監視機能を設定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
-
mac-address-move detect-count <count> duration <seconds> action {inactivate [auto-recover <seconds>] | log}
- 情報の削除
-
no mac-address-move
[入力モード]
- (config-if)
-
イーサネットインタフェース
[パラメータ]
- detect-count <count>
-
ループ障害の発生を判断するための,1秒当たりのMACアドレス学習移動回数の閾値を設定します。
-
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
-
値の設定範囲
1〜1000
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- duration <seconds>
-
ループ障害の発生を判断するための,detect-countを超えている状態の継続時間を秒単位で設定します。
-
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
-
値の設定範囲
1〜86400
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- action {inactivate [auto-recover <seconds>] | log}
-
ループ障害の発生および回復を検出した場合の動作を設定します。
- inactivate [auto-recover <seconds>]
-
ループ障害の発生を検出した場合に,対象ポートをinactive状態にします。ポートの状態を変更するときは,運用メッセージを出力します。
auto-recover <seconds>で,対象ポートをinactive状態にしたあと自動でactive状態に変更するまでの時間を,秒単位で指定できます。省略した場合は自動でactive状態にしません。
- log
-
ループ障害の発生および回復を検出した場合に,運用メッセージを出力します。
-
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
-
値の設定範囲
<seconds>の設定範囲は1〜86400
[コマンド省略時の動作]
なし
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
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本コマンドを上書きで再設定すると,次に示すパラメータの設定値を閾値とした監視状態,およびループ障害の発生状態がリセットされます。
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detect-count <count>
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duration <seconds>
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auto-recover <seconds>
-
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action inactivateでauto-recoverを指定しなかった場合,inactive状態になったポートをactive状態にするためには,運用コマンドactivateを使用します。
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detect-countおよびdurationに極端に小さい値を設定すると,正常運用状態でのMACアドレス学習の移動をループ障害と誤判断することがあります。使用する環境に合わせて設定値を調整してください。
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チャネルグループを構成するポートに本コマンドを設定する場合は,チャネルグループを構成するすべてのポートに同じ設定をしてください。
[関連コマンド]
なし