コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


channel-group max-detach-port

リンクアグリゲーションの該当チャネルグループの離脱ポート数制限を設定します。

[入力形式]

情報の設定・変更

channel-group max-detach-port <number>

情報の削除

no channel-group max-detach-port

[入力モード]

(config-if)

ポートチャネルインタフェース

[パラメータ]

<number>

リンクダウンなどでリンクアグリゲーションのチャネルグループから離脱することを許容する最大ポート数を指定します。0を指定した場合,1ポートも許容しないため,リンクダウンなどが発生すると当該チャネルグループがダウンします。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    0または7

[コマンド省略時の動作]

離脱ポート数制限は7になります。

[通信への影響]

離脱ポート数制限機能によって,チャネルグループがダウンする場合があります。

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. 本コマンドはLACPによるリンクアグリゲーションの場合だけ有効です。

  2. max-detach-portを指定する場合は,max-detach-portの設定を接続先の装置と合わせてください。

  3. max-detach-portコマンドを0で入力した場合,onモードのときはmax-detach-portを7で入力した場合(max-detach-portの入力なし)と同様の動きとなります。

  4. 離脱ポート数制限機能(max-detach-port)を設定して他社装置と接続する場合,本装置のLACPシステム優先度を高くしてください。

  5. <number>を0に変更した場合,該当リンクアグリゲーションのチャネルグループに登録されているポートの一部が縮退中,チャネルグループに登録されている全ポートがBlock状態(通信断)となります。

[関連コマンド]

channel-group mode

channel-group lacp system-priority

lacp system-priority