コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


duplex

次に示すイーサネットインタフェースでduplexを設定します。

[入力形式]

情報の設定・変更

duplex { auto | full }

情報の削除

no duplex

[入力モード]

(config-if)

イーサネットインタフェース

[パラメータ]

{ auto | full }

ポートの接続モードを全二重固定またはオートネゴシエーションに設定します。

auto

duplexをオートネゴシエーションで決定します。

full

ポートを全二重固定モードに設定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    なし

[コマンド省略時の動作]

autoとなります。

[通信への影響]

運用中のポートに指定した場合,いったんポートがダウンし,一時的に通信が停止します。そのあとで再起動します。

[設定値の反映契機]

本コマンドの設定時に反映されます。

[注意事項]

  1. 10GBASE-Rを使用する場合,duplexとspeedの設定は無効になります。

  2. 1000BASE-Xでオートネゴシエーションを使用しない場合,speedを1000にするとともに,duplexをfullにする必要があります。また,speedコマンドにパラメータautoまたはauto 1000を指定すると,オートネゴシエーションの結果,duplexはfullになります。

  3. 1000BASE-Tおよび10GBASE-Tの場合,duplexはautoになり,オートネゴシエーションの結果全二重になります。

  4. speedまたはduplexのどちらか一方にautoまたはautoを含むパラメータを指定した場合,オートネゴシエーションを行います。

[関連コマンド]

speed