コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


hostname

本装置の識別名称を設定します。

[入力形式]

情報の設定・変更

hostname <name>

情報の削除

no hostname

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

<name>

本装置の識別名称です。使用するネットワーク内でユニークな名称を設定してください。この情報は,SNMPマネージャからSystemグループの[sysName]の名称で問い合わせることで参照できます。また,SNMPのSetオペレーションによってSNMPマネージャから本名称を変更できます。SNMPのSetオペレーションによって本名称を変更した場合,その名称はコンフィグレーションに反映されます。本パラメータはRFC1213のsysNameに対応します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    60文字以内の文字列をダブルクォート(")で囲んで設定します。入力可能な文字は,英数字と特殊文字です。入力文字列にスペースなどの特殊文字を含まない場合,文字列をダブルクォート(")で囲まなくても設定できます。詳細は,「パラメータに指定できる値」の「■任意の文字列」を参照してください。

[コマンド省略時の動作]

初期状態は識別名称が未設定です。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. SNMPマネージャからname,contact,locationの情報を参照する場合,snmp-server communityコマンドでSNMPマネージャの登録が必要です。

[関連コマンド]

snmp-server community

ip domain lookup