コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


system port-channel load-balance-all-port

スタック構成時,複数のメンバスイッチと接続するリンクアグリゲーションが転送先となる場合に,リンクアグリゲーションに属する各メンバスイッチのすべてのポートから送信ポートを選択して転送します。

本コマンドは,ハードウェアの基本的な動作条件を設定するものであるため,設定変更後は装置を再起動する必要があります。したがって,実運用を開始する最初の段階で必ず設定してください。

[入力形式]

情報の設定

system port-channel load-balance-all-port

情報の削除

no system port-channel load-balance-all-port

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

なし

[コマンド省略時の動作]

スタック構成時,複数のメンバスイッチと接続するリンクアグリゲーションが転送先となる場合に,受信したメンバスイッチのポートへ優先して転送します。

[通信への影響]

本装置を再起動してから起動が完了するまでの間,本装置を経由する通信が停止します。

[設定値の反映契機]

本コマンドを設定した場合は,コンフィグレーションを保存したあとで,必ず本装置を再起動してください。再起動しないと設定値が運用に反映されません。

[注意事項]

なし

[関連コマンド]

なし