コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


ntp trusted-key

ほかの装置と同期化する場合に,セキュリティ目的の認証を行うように鍵番号を設定します。デフォルトでは,認証に使用される鍵は設定されていません。本コマンドでは,鍵番号を最大10エントリまで設定できます。

[入力形式]

情報の設定

ntp trusted-key <key id>

情報の削除

no ntp trusted-key <key id>

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

<key id>

認証に使用する鍵番号を指定します。この鍵はauthentication-keyで設定した番号(10進数)を指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    1〜65535

[コマンド省略時の動作]

なし

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

ntp peer,ntp server,ntp master,またはntp broadcast clientが設定されている場合,設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. 鍵の番号に65536以上を設定しないでください。

[関連コマンド]

ntp authenticate

ntp authentication-key