コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


status

編集中のコンフィグレーションの状態を表示します。

[入力形式]

status

[入力モード]

コンフィグレーションコマンドモード

[パラメータ]

なし

[表示内容]

statusコマンドの表示内容を次の表に示します。

表3‒4 statusコマンド表示内容

表示タイトル

表示内容

File name

編集中の対象ファイルが表示されます。編集対象はrunning-configしかないので,”running-config”だけが表示されます。

Last modified time

最終編集時刻と更新者を表示します。編集状態によって,下記のように表示されます。

初期導入時未編集:Not modified

装置起動後未編集:<Date> by <User> (not modified)

編集後save未実施:<Date> by <User> (not saved)

編集後save実施:<Date> by <User> (saved)

Buffer

Total

編集中のコンフィグレーションファイルとして利用できる全容量が表示されます。

Available

編集中のコンフィグレーションファイルとして利用できる残容量が表示されます。また,全容量に対する割合をパーセンテージで表示します。

Fragments

編集中のコンフィグレーションファイルの中で,削除などで断片化が発生した無効エリア容量が表示されます。また,全容量に対する割合をパーセンテージで表示します。

Login user

現在,装置にログインしているユーザ名とログイン時間が表示されます。コンフィグレーション編集中のユーザは“edit”という表示が付加されます。

[コマンド省略時の動作]

なし

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

なし

[注意事項]

  1. 残容量が少ない場合は,空きがあってもコンフィグレーションコマンドを実行できないことがあります。

  2. 装置の再起動前後で,表示される最終編集時刻がずれることがあります。

[関連コマンド]

なし