コンフィグレーションガイド Vol.3


27.2.7 VRFでのOSPFv3の適用

[設定のポイント]

ipv6 ospf areaコマンドを使用します。

[コマンドによる設定]

ループバックアドレスをルータIDとして使用し,VRF 2でOSPFv3を適用します。

  1. (config)# interface loopback 2

    インタフェースモードへ移行して,ループバック2の情報を指定します。

  2. (config-if)# vrf forwarding 2

    (config-if)# ip address 100.1.1.1

    (config-if)# exit

    VRF2を指定して,IPアドレスを100.1.1.1にします。

  3. (config)# interface vlan 1

    インタフェースモードへ移行して,VLAN 1の情報を指定します。

  4. (config-if)# vrf forwarding 2

    (config-if)# ipv6 address 2001:db8:1:1::1/64

    (config-if)# ipv6 enable

    VRF 2を指定して,IPv6アドレスを2001:db8:1:1::1/64にします。

  5. (config-if)# ipv6 ospf 1 area 0

    ドメイン1のエリア0でOSPFv3が動作することを指定します。