コンフィグレーションガイド Vol.3


27.1.7 イコールコストマルチパス

OSPFv3では,自ルータからある宛先についてイコールコストマルチパスが存在し,次の転送先ルータが複数ある場合,その宛先へのパケットの転送を複数のネクストホップへ分散することによって,トラフィックを分散できます。

本装置では,AS内経路について,学習元ドメインと宛先タイプ(エリア内,またはエリア間経路)とコストが等しい複数のパスを選択します。AS外経路についても同様に,学習元ドメインとAS外経路タイプとコストとメトリックが等しい複数のパスを選択します。

maximum-pathsコマンドで,最大パス数を変更できます。デフォルト値は4です。