25.2.7 VRF間にわたるスタティック経路の設定【SL-L3A】
VRF間にわたるスタティック経路を設定して,特定ホスト間のエクストラネットを実現します。
- [設定のポイント]
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ipv6 routeコマンドのネクストホップアドレスに続くvrfパラメータで,相手VRFを指定します。
[コマンドによる設定]
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(config)# ipv6 route vrf 2 2001:db8:ffff:31::1/128 2001:db8:30:1::2 vrf 3 noresolve
VRF 2にスタティック経路2001:db8:ffff:31::1/128を生成します。ネクストホップとしてVRF 3の隣接ゲートウェイ2001:db8:30:1::2を指定します。
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(config)# ipv6 route vrf 3 2001:db8:ffff:21::1/128 2001:db8:20:1::2 vrf 2 noresolve
VRF 3にスタティック経路2001:db8:ffff:21::1/128を生成します。ネクストホップとしてVRF 2の隣接ゲートウェイ2001:db8:20:1::2を指定します。