13.4.12 BGP4学習経路数制限
BGP4学習経路数制限とは,ピアから学習するBGP4経路の数を制限し,大量のBGP4経路学習による本装置のメモリ不足や,特定ピアからの大量経路学習によってほかのピアから経路を学習できなくなることを回避するための機能です。この機能を適用すると,ピアから学習したBGP4経路の数が設定した閾値を超えた場合,警告の運用メッセージを出力します。さらに,上限値を超えた場合は,警告の運用メッセージを出力した後でピアを切断します。この機能によるピア切断後は,設定した期間の経過,または運用コマンドclear ip bgpでピアを再び接続します。また,学習経路数が上限値を超えても,警告の運用メッセージを出力するだけでピアを切断しない設定もできます。