コンフィグレーションガイド Vol.3


2.1.1 コンフィグレーションコマンド一覧

IPv4コンフィグレーションコマンド一覧を次の表に示します。

表2‒1 コンフィグレーションコマンド一覧

コマンド名

説明

arp

スタティックARPテーブルを作成します。

arp discard-unresolved-packets

アドレス解決できないIPv4中継パケットをハードウェアで廃棄することでCPU負荷を軽減します。

arp max-send-count

ARP要求パケットの最大送信回数を指定します。

arp send-interval

ARP要求パケットの送信リトライ間隔を指定します。

arp timeout

ARPキャッシュテーブルエージング時間を指定します。

ip address

インタフェースのIPv4アドレスを指定します。

ip icmp rate-limit unreachable

ICMPエラーの送信間隔を指定します。

ip local-proxy-arp

ローカルProxy ARP応答可否を指定します。

ip mtu

インタフェースでの送信IP MTU長を指定します。

ip proxy-arp

ARP代理応答可否を指定します。

ip redirects (global)

装置全体でICMPおよびICMPv6リダイレクトメッセージの送信可否を指定します。

ip redirects (interface)

インタフェースごとにICMPリダイレクトメッセージの送信可否を指定します。

ip source-route

ソースルートオプション付きIPv4パケット中継可否を指定します。

ip subnet-broadcast

サブネットブロードキャストのIPv4パケット中継可否を指定します。ブロードキャストパケットの中継については,ip addressコマンドのdirected-broadcastパラメータと合わせて設定する必要があります。