コンフィグレーションガイド Vol.2


16.1.4 切り替え・切り戻し動作

切り替え・切り戻しとは,通信を行っているポートを変更する動作です。切り替え・切り戻しは,アクティブポートの変更先ポートがスタンバイポートとなっている場合に,次の契機で動作します。

切り替え・切り戻し動作と同時に,通信を行っていたポートで学習していたMACアドレスをすべてクリアして,新しくアクティブポートになったポートで通信を行います。フラッシュ制御フレームまたはMACアドレスアップデートフレームを送信する設定をしている場合は,切り替え・切り戻しと同時に新しくアクティブポートになったポートからフラッシュ制御フレームまたはMACアドレスアップデートフレームを送信します。ポートリセット機能を設定している場合は,旧アクティブポートを一時的にダウンさせます。

切り替え動作を次の図に示します。

図16‒3 切り替え動作(フラッシュ制御フレームまたはMACアドレスアップデートフレーム送信設定時)

[図データ]