コンフィグレーションガイド Vol.1


28.1.3 サポート仕様

Ring Protocolでサポートする項目と仕様を次の表に示します。

表28‒1 Ring Protocolでサポートする項目・仕様

項目

内容

適用レイヤ

レイヤ2

レイヤ3

×

リング構成

シングルリング

マルチリング

○(共有リンクありマルチリング構成含む)

装置当たりのリングID最大数

24※1

ただし,Ring Protocolとスパニングツリーの併用,Ring ProtocolとGSRPの併用,または多重障害監視機能を使用する場合は,8とする

リングポート(1リングID当たりのポート数)

2(物理ポートまたはリンクアグリゲーション)

VLAN数

1リングID当たりの制御VLAN数

1(デフォルトVLANの設定は不可)

1リングID当たりのデータ転送用VLANグループ最大数

2

1データ転送用VLANグループ当たりのVLANマッピング最大数

128※2

1VLANマッピング当たりのVLAN最大数

1023

ただし,リング内にスタック構成のノードを含む場合は,511とする

ヘルスチェックフレーム送信間隔

200〜60000ミリ秒の範囲で1ミリ秒単位

ヘルスチェックフレーム送信間隔【SL-L3A】

5〜60000ミリ秒の範囲で1ミリ秒単位

障害監視時間

500〜300000ミリ秒の範囲で1ミリ秒単位

障害監視時間【SL-L3A】

15〜300000ミリ秒の範囲で1ミリ秒単位

負荷分散方式

二つのデータ転送用VLANグループを使用することで可能

多重障害監視機能

装置当たりの多重障害監視可能リング数

4

1リングID当たりの多重障害監視VLAN数

1(デフォルトVLANの設定は不可)

多重障害監視フレーム送信間隔

500〜60000ミリ秒の範囲で1ミリ秒単位

多重障害監視時間※3

1000〜300000ミリ秒の範囲で1ミリ秒単位

(凡例) ○:サポート ×:未サポート

注※1 スタック構成時は,スタック当たりのリングID最大数となります。

注※2 スタック構成時は,本装置がマスタノードとして動作するリングで使用するVLANマッピングの総数の推奨値は128以下となります。

注※3 スタック構成のノードを含むリングの多重障害監視は未サポートです。