コンフィグレーションガイド Vol.1


24.2.2 VLANの設定

[設定のポイント]

VLANを作成します。新規にVLANを作成するためには,VLAN IDとVLANの種類を指定します。VLANの種類を省略した場合はポートVLANを作成します。VLAN IDリストによって複数のVLANを一括して設定することもできます。

vlanコマンドによって,VLANコンフィグレーションモードに移行します。作成済みのVLANを指定した場合は,モードの移行だけとなります。VLANコンフィグレーションモードではVLANのパラメータを設定できます。

なお,ここではVLANの種類によらない共通した設定について説明します。ポートVLAN,プロトコルVLAN,MAC VLANのそれぞれについては次節以降を参照してください。

[コマンドによる設定]

  1. (config)# vlan 10

    VLAN ID 10のポートVLANを作成し,VLAN 10のVLANコンフィグレーションモードに移行します。

  2. (config-vlan)# name "PORT BASED VLAN 10"

    (config-vlan)# exit

    作成したポートVLAN 10の名称を”PORT BASED VLAN 10”に設定します。

  3. (config)# vlan 100-200

    VLAN ID 100〜200のポートVLANを一括して作成します。また,VLAN 100〜200のVLANコンフィグレーションモードに移行します。

  4. (config-vlan)# state suspend

    作成したVLAN ID 100〜200のポートVLANを一括して停止状態にします。