コンフィグレーションガイド Vol.1


14.1.5 電源固定式モデルでの電源の重度障害判定の設定

電源固定式モデルでは,コンフィグレーションコマンドpower redundancy-modeを設定することで,片方の電源だけに給電している場合や電源が停止する障害が発生した場合に,重度障害の発生と判定し,イベントレベル8の運用メッセージを表示してST1 LEDを赤点滅させます。

[設定のポイント]

両方の電源を使用する場合は,コンフィグレーションコマンドpower redundancy-modeを設定してください。ただし,運用上,片方の電源だけを使用する場合は,重度障害の発生と誤判断するため,power redundancy-modeコマンドを設定しないでください。

[コマンドによる設定]

  1. (config)# power redundancy-mode redundancy-check

    コンフィグレーションモードで,電源で異常を検知した場合に重度障害と判定するように設定します。