コンフィグレーションガイド Vol.1


3.12.1 最大隣接ルータ数

最大隣接ルータ数を次の表に示します。

表3‒68 最大隣接ルータ数

ルーティングプロトコル

最大隣接ルータ数

ポリシーベースルーティングのトラッキング機能を使用しない

ポリシーベースルーティングのトラッキング機能を使用する

スタティックルーティング(IPv4,IPv6の合計)

1024

128

RIP

50

25

RIPng

50

25

OSPF

200

25

OSPFv3

50

25

BGP4

250

25

BGP4+

50

25

RIP,OSPF,BGP4,RIPng,OSPFv3,BGP4+の合計

250

25

注※

動的監視機能を使用する隣接ルータは,ポーリング間隔によって数が制限されます。詳細は,次の表を参照してください。

表3‒69 スタティックの動的監視機能を使用できる最大隣接ルータ数

ポーリング周期

動的監視機能を使用できる最大隣接ルータ数

1秒

60

2秒

120

3秒

180

5秒

300

10秒

600

20秒

1024

最大隣接ルータ数の定義を次の表に示します。

表3‒70 最大隣接ルータ数の定義

ルーティング

プロトコル

定義

スタティック

ルーティング

ネクストホップ・アドレスの数

RIP

RIPが動作するネットワーク上のRIPルータ数

RIPng

RIPngが動作するネットワーク上のRIPngルータ数

OSPF

OSPFが動作する各インタフェースにおける下記の総計

  1. 該当インタフェースが指定ルータまたはバックアップ指定ルータになる場合

    該当インタフェースと接続されるほかのOSPFルータの数

  2. 該当インタフェースが指定ルータまたはバックアップ指定ルータにならない場合

    該当インタフェースと接続される指定ルータおよびバックアップ指定ルータの数

上記は,運用コマンドshow ip ospf neighborで表示される隣接ルータの状態(State)が”Full”となる隣接ルータの数と同じ意味となります。

OSPFv3

OSPFv3が動作する各インタフェースにおける下記の総計

  1. 該当インタフェースが指定ルータまたはバックアップ指定ルータになる場合

    該当インタフェースと接続されるほかのOSPFv3ルータの数

  2. 該当インタフェースが指定ルータまたはバックアップ指定ルータにならない場合

    該当インタフェースと接続される指定ルータおよびバックアップ指定ルータの数

上記は,運用コマンドshow ipv6 ospf neighborで表示される隣接ルータの状態(State)が”Full”となる隣接ルータの数と同じ意味となります。

BGP4

BGP4ピア数

BGP4+

BGP4+ピア数