3.9.1 L2ループ検知
L2ループ検知のL2ループ検知フレーム送信レートを次の表に示します。
モデル |
L2ループ検知フレームの送信レート(装置当たり)※1 |
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スパニングツリー,GSRP,Ring Protocolのどれかを使用している場合 |
スパニングツリー,GSRP,Ring Protocolのどれも使用していない場合 |
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全モデル共通 |
30pps(推奨値)※2 |
200pps(最大値)※3 |
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L2ループ検知フレーム送信レート算出式
L2ループ検知フレーム送信対象のVLANポート数÷L2ループ検知フレームの送信レート(pps)≦送信間隔(秒)
なお,チャネルグループの場合,VLANポート数はチャネルグループ単位で1ポートと数えます。
- 注※1
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送信レートは上記の条件式に従って,自動的に200pps以内で変動します。
- 注※2
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スパニングツリー,GSRP,Ring Protocolのどれかを使用している場合は,30pps以下に設定してください。30ppsより大きい場合,スパニングツリー,GSRP,Ring Protocolの正常動作を保証できません。
- 注※3
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200ppsを超えるフレームは送信しません。送信できなかったフレームに該当するポートやVLANではループ障害を検知できなくなります。必ず200pps以下に設定してください。