運用コマンドレファレンス Vol.1
LLDPプログラムで採取している詳細イベントトレース情報および制御テーブル情報をファイルへ出力します。
[入力形式]
dump protocols lldp
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[パラメータ]
なし
[スタック構成時の運用]
マスタスイッチからスタックを構成しているすべてのメンバスイッチを対象にコマンドを実行します。
なお,remote commandコマンドも使用できます。
remote command {<switch no.> | all} dump protocols lldp
[実行例]
図42-7 LLDPダンプ指示実行例
> dump protocols lldp >
[表示説明]
なし
[通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
表42-11 dump protocols lldpコマンドの応答メッセージ一覧
メッセージ 内容 Can't execute. コマンドを実行できません。再実行してください。 Connection failed to LLDP program. LLDPプログラムとの通信が失敗しました。
コマンドを再実行してください。頻発する場合は,restart lldpコマンドでLLDPプログラムを再起動してください。File open error. ダンプファイルのオープンまたはアクセスができませんでした。しばらくしてからコマンドを再実行してください。 LLDP is not configured. LLDPが設定されていません。コンフィグレーションを確認してください。 Switch <switch no.> was deleted from stack. メンバスイッチはスタック構成から削除されました。
<switch no.>:スイッチ番号
[注意事項]
- 出力ファイルの格納ディレクトリおよび名称は,次のとおりです。
- 格納ディレクトリ:/usr/var/lldp/
- ファイル:lldpd_dump.gz
指定ファイルがすでに存在する場合は無条件に上書きするので,必要ならば,あらかじめファイルをバックアップしておいてください。
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