運用コマンドレファレンス Vol.1
アップリンク・リダンダントプログラムを再起動します。
[入力形式]
restart uplink-redundant [-f] [core-file]
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[パラメータ]
- -f
- 再起動確認メッセージなしで,アップリンク・リダンダントプログラムを再起動します。
- 本パラメータ省略時の動作
- 確認メッセージを出力します。
- core-file
- 再起動時にコアファイルを出力します。
- 本パラメータ省略時の動作
- コアファイルを出力しません。
- すべてのパラメータ省略時の動作
- 再起動確認メッセージを出力したあと,アップリンク・リダンダントプログラムを再起動します。
[スタック構成時の運用]
マスタスイッチ以外のメンバスイッチを対象とする場合,remote commandコマンドを使用してください。
remote command {<switch no.> | all} restart uplink-redundant [-f] [core-file]
[実行例]
図37-4 アップリンク・リダンダント再起動実行例
> restart uplink-redundant Uplink Redundant restart OK? (y/n): y >
[表示説明]
なし
[通信への影響]
アップリンク・リダンダントを設定しているポートで一時的にデータ送受信不可となります。
[応答メッセージ]
表37-5 restart uplink-redundantコマンドの応答メッセージ一覧
メッセージ 内容 Can't execute. コマンドを実行できません。再実行してください。 Uplink Redundant program failed to be restarted. アップリンク・リダンダントプログラムの本コマンドによる再起動に失敗しました。コマンドを再実行してください。
[注意事項]
- コアファイルの格納ディレクトリおよび名称は,次のとおりになります。
格納ディレクトリ:/usr/var/core/
コアファイル:stpd.core
指定ファイルがすでに存在する場合は,無条件に上書きするので,必要ならば,ファイルをあらかじめバックアップしておいてください。
- 本コマンドを実行するとスパニングツリープログラムも同時に再起動します。
- 再起動時,運用メッセージには「stpd restarted.」と表示されます。
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