運用コマンドレファレンス Vol.1
VXLANインタフェース情報を表示します。
[入力形式]
show vxlan [interface <vtep id>]
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[パラメータ]
- interface <vtep id>
- 指定したVTEP IDのVXLANインタフェース情報を表示します。
- <vtep id>にはコンフィグレーションコマンドinterface vxlanで設定したVTEP IDを指定します。
- 本パラメータ省略時の動作
- すべてのVXLANインタフェース情報を表示します。
[スタック構成時の運用]
マスタスイッチだけで情報を表示できます。
[実行例]
図25-1 VXLANインタフェース情報の表示
> show vxlan Date 20XX/06/10 10:26:00 UTC VLAN mapping mode: Standard VXLAN PMTU: 9216 Port: 1/0/10 VTEP ID: 1 Flooding mode : unicast Source IP : 192.168.1.1 Destination IP(1) : 192.168.4.1 VNI(20) : 1-10,201-210 VTEP ID: 10 Flooding mode : unicast Source IP : 192.168.10.1 Destination IP(1) : 192.168.10.4 VNI(10) : 101-110 >
[表示説明]
表25-1 VXLANインタフェース情報の表示項目
表示項目 意味 表示詳細情報 VLAN mapping mode VLANマッピング時の収容条件 Standard:拡張なし
Extended:拡張ありVXLAN PMTU VXLAN PMTU設定値 − Port VXLAN PMTU有効ポート VXLAN PMTU未設定の場合は表示しません。 VTEP ID VTEP ID − Flooding mode フラッディングモード unicast:ユニキャストモード(固定) Source IP 送信元IPv4アドレス VXLANトンネルの送信元IPv4アドレスを表示します。
空白:未設定Destination IP 宛先IPv4アドレス VXLANトンネルの宛先IPv4アドレスを表示します。括弧は設定数です。
空白:未設定VNI VNI 括弧は設定数です。
空白:未設定
[通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
表25-2 show vxlanコマンドの応答メッセージ一覧
メッセージ 内容 Can't execute this command in backup switch or transit switch. バックアップスイッチまたはトランジットスイッチではコマンドを実行できません。 Can't execute. コマンドを実行できません。再実行してください。 Connection failed to vxlan program. VXLANプログラムとの通信が失敗しました。コマンドを再実行してください。
頻発する場合は,restart overlayコマンドでVXLANプログラムを再起動してください。Vxlan is not configured. VXLAN機能が設定されていません。コンフィグレーションを確認してください。
[注意事項]
なし
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