運用コマンドレファレンス Vol.1
MCの形式と使用状態を表示します。
[入力形式]
show mc
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[パラメータ]
なし
[スタック構成時の運用]
マスタスイッチからスタックを構成しているすべてのメンバスイッチを対象にコマンドを実行します。
なお,remote commandコマンドも使用できます。
remote command {<switch no.> | all} show mc
[実行例]
>show mc Date 20XX/12/13 06:35:27 UTC MC : enabled Manufacture ID : 00000030 24,077KB used 971,008KB free 995,085KB total >
[表示説明]
表12-1 show mcコマンドの表示内容
表示項目 表示内容 表示詳細情報 MC − MCの状態 enabled:MCのアクセス可能
notconnect:MC未搭載
write protect:MC書き込み禁止状態
--------:ほかのプロセスがMCにアクセスしている状態※1Manufacture ID 製造ID番号※2 MCの製造ID番号 used 使用容量※2 MC上のファイルシステム使用容量 free 未使用容量※2 MC上のファイルシステム未使用容量 total 合計容量※2 MC上のファイルシステム使用容量と未使用容量の合計容量 注※1 ほかのプロセスがMCにアクセスしています。時間をおいて,再実行してください。
注※2 MCの状態がenabled,write protectのときに表示します。
[通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
表12-2 show mcコマンドの応答メッセージ一覧
メッセージ 内容 Can't execute for accounts mismatch. バックアップスイッチのアカウントが不一致のため,本コマンドを実行できません。アカウントを操作するコマンド(adduser,rmuser,password,clear password)を実行して,アカウントを同期してください。 Can't execute. コマンドを実行できません。再実行してください。 Switch <switch no.> was deleted from stack. メンバスイッチはスタック構成から削除されました。
<switch no.>:スイッチ番号
[注意事項]
MC上のファイルシステムが確保している使用容量と未使用容量を示します。
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