運用コマンドレファレンス Vol.1
パラメータに指定できる値を,次の表に示します。
表1-4 パラメータに指定できる値
パラメータ種別 説明 入力例 名前 アクセスリストの名称などは,1文字目は英字,2文字目以降は英数字とハイフン(-),アンダースコア(_),ピリオド(.)で指定できます。
なお,コマンド入力形式上,名前またはコマンド名・パラメータ(キーワード)のどちらでも指定できる部分で,コマンド名・パラメータ(キーワード)と同一の名前を指定した場合,コマンド名・パラメータ(キーワード)が指定されたとみなされます。ip access-list standard inbound1 MACアドレス,
MACアドレスマスク2バイトずつ16進数で表し,この間をドット(.)で区切ります。 1234.5607.08ef
0000.00ff.ffffIPv4アドレス,
サブネットマスク1バイトずつ10進数で表し,この間をドット(.)で区切ります。 192.168.0.14
255.255.255.0IPv6アドレス 2バイトずつ16進数で表し,この間をコロン(:)で区切ります。 3ffe:501:811:ff03::87ff:fed0:c7e0
fe80::200:87ff:fe5a:13c7インタフェース名称付きIPv6アドレス(リンクローカルアドレスだけ) IPv6アドレスの後部にパーセント(%)をはさんでインタフェース名称を指定します。このパラメータ種別で使えるIPv6アドレスはリンクローカルアドレスだけです。 fe80::200:87ff:fe5a:13c7%VLAN0001
■<switch no.>,<nif no.>および<port no.>の範囲
パラメータ<switch no.>,<nif no.>および<port no.>の値の範囲を次の表に示します。なお,スタック未対応コマンドの場合は,<switch no.>を含まない形式で指定します。
表1-5 AX3660Sの<switch no.>,<nif no.>および<port no.>の値の範囲
モデル 値の範囲 <switch no.> <nif no.> <port no.> AX3660S-24T4X 1〜2 0 1〜30 AX3660S-24T4XW 1〜30 AX3660S-48T4XW 1〜54 AX3660S-16S4XW 1〜46 AX3660S-24S8XW 1〜46 AX3660S-48XT4QW 1〜52 AX3660S-24X4QW 1〜52 AX3660S-48X4QW 1〜52
■<port list>の指定方法
<port list>には,<switch no.>/<nif no.>/<port no.>の形式でハイフン(-),コンマ(,),アスタリスク(*)を使用して複数のポートを指定できます。また,パラメータ<switch no.>/<nif no.>/<port no.>と同様に一つのポートも指定できます。指定値の範囲は,前述の<switch no.>,<nif no.>および<port no.>の範囲に従います。
- [ハイフンまたはコンマによる範囲指定の例]
- スタック対応コマンドの場合
- 1/0/1-3,5:スイッチ番号にはハイフン(-)を指定できません。
- スタック未対応コマンドの場合
- 0/1-3,5
- [アスタリスクによる範囲指定の例]
- スタック対応コマンドの場合
- 1/*/*:装置の全ポートを指定。なお,スイッチ番号にはアスタリスク(*)を指定できません。
- スタック未対応コマンドの場合
- */*:装置の全ポートを指定
■<channel group number>の範囲
<channel group number>の値の範囲を次の表に示します。
表1-6 <channel group number>の値の範囲
項番 モデル 値の範囲 1 全モデル共通(スタック構成時) 1〜96 2 全モデル共通(スタンドアロン時) 1〜48
■<channel group list>の指定方法
<channel group list>には,ハイフン(-),コンマ(,)を使用して複数のチャネルグループ番号を指定できます。また,一つのチャネルグループ番号も指定できます。指定値の範囲は,コンフィグレーションコマンドで設定されたチャネルグループ番号になります。
- [ハイフンまたはコンマによる範囲指定の例]
- 1-3,5,10
■<vlan id>の範囲
<vlan id>の値の範囲は1〜4094です。
■<vlan id list>の指定方法
<vlan id list>には,ハイフン(-),コンマ(,)を使用して複数のVLAN IDを指定できます。また,一つのVLAN IDも指定できます。指定値の範囲は,VLAN ID=1(デフォルトVLANのVLAN ID)およびコンフィグレーションコマンドで設定されたVLAN ID値になります。
- [ハイフンまたはコンマによる範囲指定の例]
- 1-3,5,10
■<vni list>の指定方法【SL-L3A】
<vni list>には,ハイフン(-),コンマ(,)を使用して複数のVNIを指定できます。また,一つのVNIも指定できます。指定値の範囲は,コンフィグレーションコマンドで設定されたVNIになります。なお,一度に指定できるVNIの数は,最大8191です。
- [ハイフンまたはコンマによる範囲指定の例]
- 1-3,5000,1010020-1010049
■<loopback id>の範囲【SL-L3A】
<loopback id>の値の範囲は1〜256です。
■インタフェースの指定方法
インタフェース種別グループに対応するパラメータ<interface type> <interface number>の指定方法を次の表に示します。
表1-7 インタフェースの指定方法
インタフェース種別
グループ<interface type>に指定する
インタフェース名<interface number>に指定する
インタフェース番号イーサネットインタフェース gigabitethernet <switch no.>/<nif no.>/<port no.> tengigabitethernet <switch no.>/<nif no.>/<port no.> fortygigabitethernet <switch no.>/<nif no.>/<port no.> hundredgigabitethernet <switch no.>/<nif no.>/<port no.> ポートチャネルインタフェース port-channel <channel group number> VLANインタフェース vlan <vlan id> ループバックインタフェース loopback 0 <loopback id>【SL-L3A】 Nullインタフェース null 0 マネージメントポート mgmt 0
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