コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2
自IPv4アドレスを指定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- ip address <ip address> <subnet mask> [directed-broadcast] [secondary]
- 情報の削除
- no ip address <ip address>
[入力モード]
- (config-if)
- VLANインタフェース,マネージメントポート
[パラメータ]
- <ip address>
- 自IPv4アドレスを指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- <subnet mask>
- サブネットマスクを指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
サブネットマスク:128.0.0.0〜255.255.255.255(ビットが連続していること)
- directed-broadcast
- サブネットブロードキャストのIPv4パケット中継を指定します。
- 自IPv4アドレス単位に設定し,設定した自IPv4アドレス配下へのサブネット宛ブロードキャストIPv4パケットの中継可否を指定します。
- サブネットごとに,パケット中継の中継可否を決定する場合使用します。
- パケット中継の入力側にno ip subnet-broadcastの設定をしてサブネットブロードキャストのIPv4パケット中継を抑止している場合,サブネットブロードキャストのIPv4パケット中継を行いません。
- 本パラメータはマネージメントポートには設定できません。
- 本パラメータ省略時の初期値
サブネットブロードキャストのIPv4パケット中継を行いません。
- 値の設定範囲
なし
- secondary
- マルチホームの場合にセカンダリ設定を指定します。
- 本パラメータはマネージメントポートには設定できません。
- 本パラメータ省略時の初期値
プライマリ設定となります。マルチホームの場合でも,プライマリ設定を一つ必ず指定してください。
- 値の設定範囲
なし
[コマンド省略時の動作]
なし
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- IPv4アドレスを変更する場合は,設定済みのIPv4アドレスを削除したあと,新しいIPv4アドレスを設定してください。
[関連コマンド]
ip subnet-broadcast
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