コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
CCで検知する障害レベルを設定します。設定した障害レベル以上の障害が検知対象になります。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- ethernet cfm cc level <level> ma <no.> alarm-priority <priority>
- 情報の削除
- no ethernet cfm cc level <level> ma <no.> alarm-priority
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- level <level>
- ethernet cfm domainコマンドで設定済みのドメインレベルを指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
0〜7
- ma <no.>
- ma nameコマンドまたはma vlan-groupコマンドで設定済みのMA識別番号を指定します。ma nameコマンドで,MAの名称を文字列またはVLAN IDで指定している場合でも,MA識別番号を指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
0〜65535
- <priority>
- CCで検知対象となる最も低い障害レベルを設定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
0〜5
設定値に対応する障害内容を次の表に示します。
表41-1 設定値と障害内容
設定値 障害種別 コマンドでの表示 障害内容 0 none - 障害を検知しない 1 DefRDICCM RDI 障害フラグがONのCCMを受信 2 DefMACstatus PortState 受信CCM内に,ポートまたはインタフェース状態がダウンの情報有り 3 DefRemoteCCM Timeout リモートMEPからのCCMがタイムアウト 4 DefErrorCCM ErrorCCM MEPの構成エラーやCCM送信間隔不一致のCCMを受信 5 DefXconCCM OtherCCM MAが異なるCCMを受信
[コマンド省略時の動作]
障害レベル2以上を検知します。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
なし
[関連コマンド]
ethernet cfm cc enable
ethernet cfm domain
ma name
ma vlan-group
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