コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
装置に対して,QoSの優先度決定動作を変更します。
本コマンドを設定することで,本装置宛てのフレームを優先度決定対象にします。
本コマンドは優先度決定の動作を変更するものであるため,必ず実運用を開始する最初の段階で設定してください。運用中の変更はお勧めしません。
本コマンドを設定しない,または情報を削除したときはコマンド省略時の動作になります。
[入力形式]
- 情報の設定
- flow action-change cos
- 情報の削除
- no flow action-change cos
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
なし
[コマンド省略時の動作]
優先度決定の動作を変更しません。
優先度決定の対象となるフレームは,本装置が中継するフレームだけです。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- 優先度決定動作を変更する場合には,インタフェースに適用されているQoSのフロー検出条件・動作情報エントリをすべて削除してください。
[関連コマンド]
ip qos-flow-group
ipv6 qos-flow-group
mac qos-flow-group
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