コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
ローカルによるコマンド承認で使用するコマンドリストに,コマンド文字列を追加します。
一つのコマンドリスト当たり,許可・制限合わせて最大40コマンドが設定できます。
[入力形式]
- 情報の設定
- commands exec {include | exclude} all <command>
- 情報の削除
- no commands exec {include | exclude} all <command>
[入力モード]
(config-view)
[パラメータ]
- {include | exclude}
- 指定されたコマンド文字列の用途を限定します。
- includeパラメータを指定したコマンド文字列は,許可コマンドとして設定されます。excludeパラメータを指定したコマンド文字列は,制限コマンドとして設定されます。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
includeまたはexclude
- all <command>
- コマンドリストに追加するコマンド文字列を指定します。
- コマンドリストで指定されたコマンド文字列と,ユーザが投入したコマンドの先頭部分とが,合致するかどうかを判定します(前方一致)。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
50文字以内の文字列をダブルクォート(")で囲んで設定します。入力可能な文字は,英数字と特殊文字です。入力文字列にスペースなどの特殊文字を含まない場合,文字列をダブルクォート(")で囲まなくても設定できます。詳細は,「パラメータに指定できる値」の「■任意の文字列」を参照してください。
また,本パラメータではコンマ(,)は使用できません。
[コマンド省略時の動作]
なし
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,次回ログイン時から反映されます。
[注意事項]
- 一つのコマンドリスト当たり,許可・制限合わせて最大40コマンドが設定できます。また,コマンド文字列は50文字以内の文字列を設定できます。
[関連コマンド]
aaa authorization commands
username
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