コンフィグレーションガイド Vol.2
- [設定のポイント]
- フレーム受信時に宛先IPアドレスによってフロー検出を行い,最低帯域監視を行うことを設定します。最低帯域監視を違反したフレームに対しては,キューイング優先度の変更を行う設定をします。
- [コマンドによる設定]
- (config)# ip qos-flow-list QOS-LIST2
IPv4 QoSフローリスト(QOS-LIST2)を作成します。本リストを作成することによって,IPv4 QoSフローリストモードに移行します。
- (config-ip-qos)# qos ip any host 192.168.110.10 action min-rate 1M min-rate-burst 64 penalty-discard-class 1
宛先IPアドレスが192.168.110.10のフローに対し,最低監視帯域=1Mbit/s,最低監視帯域のバーストサイズ=64kbyte,最低帯域監視での違反フレームのキューイング優先度=1のIPv4 QoSフローリストを設定します。
- (config-ip-qos)# exit
IPv4 QoSフローリストモードからグローバルコンフィグレーションモードに戻ります。
- (config)# interface gigabitethernet 1/0/3
ポート1/0/3のインタフェースモードに移行します。
- (config-if)# ip qos-flow-group QOS-LIST2 in
受信側にIPv4 QoSフローリスト(QOS-LIST2)を有効にします。
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