コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2
OSPFv3ネットワーク(config-ifモードで,ipv6 ospf areaを指定したインタフェース)を,スタブネットワーク(OSPFv3パケットを送受信しないネットワーク)とすることを指定します。
[入力形式]
- 情報の設定
- passive-interface {default | vlan <vlan id> }
- 情報の削除
- no passive-interface {default | vlan <vlan id> }
- 注 defaultを指定する場合,次の順番で設定を行います。
- (1)defaultを指定する(すべてのインタフェースをパッシブにする)
- (config-rtr)# passive-interface default
- (2)パッシブにしないインタフェースを個別に設定する。
- (config-rtr)# no passive-interface vlan <vlan id>
[入力モード]
(config-rtr)
[パラメータ]
- {default | vlan <vlan id>}
- すべてのインタフェースまたは指定したインタフェースをパッシブに指定します。
- default
- すべてのOSPFv3ネットワークをパッシブに指定します。
- vlan <vlan id>
- OSPFv3ネットワークのインタフェースを指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
defaultまたはvlan <vlan id>
<vlan id>にはinterface vlanコマンドで設定したVLAN IDを指定します。
- 本パラメータ使用時の注意事項
defaultパラメータを追加,削除した場合,ほかのpassive-interface設定はすべて削除されます。
[コマンド省略時の動作]
指定のないインタフェースはパッシブ(スタブネットワーク)になりません。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
なし
[関連コマンド]
ipv6 ospf area
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