コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2
同一(S,G)のネガティブキャッシュエントリをVLANごとに複数作成できるように指定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- ip pim [vrf <vrf id>] multiple-negative-cache
- 情報の削除
- no ip pim [vrf <vrf id>] multiple-negative-cache
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- vrf <vrf id>【SL-L3A】
- 対象のVRFを指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
グローバルネットワークに対して指定します。
- 値の設定範囲
「パラメータに指定できる値」を参照してください。
[コマンド省略時の動作]
同一(S,G)エントリに対して,グローバルネットワークまたはVRFごとにネガティブキャッシュエントリを一つだけ作成できます。最初にパケットを受信したVLANを受信インタフェースとするネガティブキャッシュエントリだけを作成します。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに反映されます。
[注意事項]
- 本コマンドを設定または削除すると,該当するグローバルネットワークまたはVRFのすべてのネガティブキャッシュエントリを削除します。
- 本コマンドとip pim nonstop-forwardingコマンドは同時に使用できません。同時に設定した場合,ip pim nonstop-forwardingコマンドで設定した機能だけが動作します。
[関連コマンド]
ip multicast-routing
ip pim sparse-mode
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