コンフィグレーションガイド Vol.3
- [設定のポイント]
 - VRFでMLDを動作させるには,該当VRFのインタフェースにMLDを設定します。
 - デフォルトではMLDバージョン1,2混在モードです。MLDバージョンを変更する場合は,コンフィグレーションコマンドipv6 mld versionで設定してください。例として,VPN 2にVRF 10を対応させ,VRF 10のインタフェースVLAN 100のIPv6アドレスを2001:db8:100::1/64としたMLD構成例を次の図に示します。
 図32-4 VRFでのMLD構成例
- [コマンドによる設定]
 
- (config)# interface vlan 100
 
VLAN 100を設定します。
- (config-if)# vrf forwarding 10
 
VLAN 100をVRF 10に設定します。
- (config-if)# ipv6 address 2001:db8:100::1/64
 
(config-if)# ipv6 enable
VLAN 100にIPv6アドレスを設定します。
- (config-if)# ipv6 mld router
 
(config-if)# exit
VLAN 100にMLDを設定します。
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