運用コマンドレファレンス Vol.2

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dump policy

ポリシーベースプログラムで採取しているイベントトレース情報および制御テーブル情報をファイルへ出力します。

[入力形式]

dump policy

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

なし

[スタック構成時の運用]

マスタスイッチからスタックを構成しているすべてのメンバスイッチを対象にコマンドを実行します。

なお,remote commandコマンドも使用できます。

remote command {<switch no.> | all} dump policy

[実行例]

図3-9 ポリシーベースプログラムのダンプ指示

> dump policy
>

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表3-6 dump policyコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ 内容
Can't execute for accounts mismatch. バックアップスイッチのアカウントが不一致のため,本コマンドを実行できません。アカウントを操作するコマンド(adduser,rmuser,password,clear password)を実行して,アカウントを同期してください。
Can't execute. コマンドを実行できません。再実行してください。
Policy base routing is not configured. ポリシーベースルーティング機能が設定されていません。コンフィグレーションを確認してください。
Switch <switch no.> was deleted from stack. メンバスイッチはスタック構成から削除されました。
<switch no.>:スイッチ番号

[注意事項]

出力ファイルの格納ディレクトリおよび名称は,次のとおりになります。
格納ディレクトリ:/usr/var/policy/
ファイル:policyd_dump.gz

指定ファイルがすでに存在する場合は無条件に上書きするので,必要ならば,ファイルをあらかじめバックアップしておいてください。

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