運用コマンドレファレンス Vol.2

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clear arp-cache

ダイナミックに登録されたARP情報をクリアします。

[入力形式]

clear arp-cache [vrf {<vrf id> | all}]
clear arp-cache interface <interface type> <interface number>

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

vrf {<vrf id> | all}【OS-L3SA】
指定したVRFのARP情報をクリアします。<vrf id>指定時は指定VRFだけ,all指定時はグローバルネットワークを含む全VRFのARP情報をクリアします。<vrf id>の指定値の範囲は,コンフィグレーションコマンドで設定されたVRF IDになります。

本パラメータ省略時の動作
グローバルネットワークに登録されているARP情報をクリアします。

interface <interface type> <interface number>
<interface type> <interface number>には,次に示すインタフェース種別グループに対応するインタフェース名およびインタフェース番号を指定できます。詳細は,「パラメータに指定できる値」の「■インタフェースの指定方法」を参照してください。
  • VLANインタフェース
  • マネージメントポート

すべてのパラメータ省略時の動作
グローバルネットワークに登録されているARP情報をクリアします。

[スタック構成時の運用]

マスタスイッチだけで有効な情報をクリアできます。

[実行例]

[表示説明]

なし

[通信への影響]

ARPエントリが再作成されるまで,一時的に通信が中断する場合があります。

[応答メッセージ]

表2-12 clear arp-cacheコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ 内容
Can't execute. コマンドを実行できません。再実行してください。
No such interface. 指定されたインタフェースは存在しません。指定パラメータを確認し再実行してください。
No such VRF. 指定されたVRFは存在しません。指定パラメータを確認し再実行してください。

[注意事項]

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