運用コマンドレファレンス Vol.1
Web認証のローカル認証ユーザデータを内蔵フラッシュメモリに保存します。
[入力形式]
commit web-authentication [-f]
[入力モード]
装置管理者モード
[パラメータ]
- -f
- 確認メッセージを出力しないで,Web認証のローカル認証データを内蔵フラッシュメモリに保存します。
- 本パラメータ省略時の動作
- 確認メッセージを出力します。
[スタック構成時の運用]
未サポートです。
[実行例]
- Web認証のローカル認証データ保存の実行例を次に示します。
# commit web-authentication Commitment web-authentication user data. Are you sure? (y/n): y Commit complete.
[表示説明]
なし
[通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
表29-20 commit web-authenticationコマンドの応答メッセージ一覧
メッセージ 内容 Can not commit. 認証情報の反映に失敗しました。restart web-authenticationコマンドを実行し,再度認証情報を更新してください。 Can't execute. コマンドを実行できません。再実行してください。 Command information was damaged. 実行情報が破損したため,情報を破棄します。 Connection failed to WA program. Web認証プログラムとの通信が失敗しました。コマンドを再実行してください。頻発する場合は,restart web-authenticationコマンドでWeb認証プログラムを再起動してください。 Now another user is using WA command, please try again. ほかのユーザがWeb認証機能のコマンドを使用中です。しばらくしてから再実行してください。 WA is not configured. Web認証機能が設定されていません。コンフィグレーションを確認してください。
[注意事項]
- 以下のコマンドでユーザの追加・変更・削除を行ったあと,本コマンドが実行されないかぎり,運用中のWeb認証DBの情報は書き換えられません。
- set web-authentication user
- set web-authentication passwd
- set web-authentication vlan
- remove web-authentication user
- 本コマンドを実行中に中断した場合,Web認証DBの情報は書き換えられません。この場合,本コマンドを再度実行してWeb認証DBの情報を書き換えてください。
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