運用コマンドレファレンス Vol.1
IEEE802.1X認証にかかわる統計情報を0クリアします。
[入力形式]
clear dot1x statistics [{ port <port list> | channel-group-number <channel group list> | vlan {<vlan id list> | dynamic} }]
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[パラメータ]
- { port <port list> | channel-group-number <channel group list> | vlan {<vlan id list> | dynamic}
- port <port list>
- ポート単位認証における統計情報を指定の物理ポート(リスト形式)に関して0クリアします。<port list>の指定方法および値の指定範囲については,「パラメータに指定できる値」を参照してください。
- channel-group-number <channel group list>
- ポート単位認証における統計情報を指定のチャネルグループ(リスト形式)に関して0クリアします。<channel group list>の指定方法については,「パラメータに指定できる値」を参照してください。
- vlan <vlan id list>
- VLAN単位認証(静的)における統計情報を指定のVLAN(リスト形式)に関して0クリアします。
- <vlan id list>の指定方法については,「パラメータに指定できる値」を参照してください。ただし,このコマンドでデフォルトVLAN(VLAN ID=1)は指定できません。
- vlan dynamic
- VLAN単位認証(動的)の統計情報を0クリアします。
- 本パラメータ省略時の動作
- 全認証に単位における統計情報を0クリアします。
[スタック構成時の運用]
未サポートです。
[実行例]
図28-18 IEEE802.1X認証にかかわる統計情報の0クリア
> clear dot1x statistics >
[表示説明]
なし
[通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
表28-5 clear dot1x statisticsコマンドの応答メッセージ一覧
メッセージ 内容 Can't execute. コマンドを実行できません。再実行してください。 Connection failed to 802.1X program.(Reason:Connection Error) IEEE802.1Xプログラムへの接続が失敗しました。コマンドを再実行してください。頻発する場合は,restart dot1xコマンドでIEEE802.1Xを再起動してください。 Connection failed to 802.1X program.(Reason:Receive Error) IEEE802.1Xプログラムからの受信が失敗しました。コマンドを再実行してください。頻発する場合は,restart dot1xコマンドでIEEE802.1Xを再起動してください。 Connection failed to 802.1X program.(Reason:Send Error) IEEE802.1Xプログラムへの送信が失敗しました。コマンドを再実行してください。頻発する場合は,restart dot1xコマンドでIEEE802.1Xを再起動してください。 Dot1x doesn't seem to be running. IEEE802.1Xの設定が有効になっていません。コンフィグレーションを確認してください。 No operational Channel Group. 実行可能なチャネルグループはありません。コンフィグレーションで設定されている認証モードを確認してください。 No operational Port. 実行可能なポートはありません。コンフィグレーションで設定されている認証モードを確認してください。 No operational VLAN(Dynamic). VLAN単位認証(動的)が設定されていません。コンフィグレーションで設定されている認証モードを確認してください。 No operational VLAN. 実行可能なVLANはありません。コンフィグレーションで設定されている認証モードを確認してください。 Now another user is using dot1x command, please try again. ほかのユーザがdot1xコマンドを使用中です。しばらくしてから再実行してください。
[注意事項]
本コマンドを実行すると,IEEE802.1X MIBグループのMIB情報も0クリアされます。
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