運用コマンドレファレンス Vol.1

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erase license

指定したオプションライセンスを削除します。

[入力形式]

erase license [switch <switch no.>] <serial no.>

[入力モード]

装置管理者モード

[パラメータ]

switch <switch no.>
指定したスイッチ番号のメンバスイッチに対してコマンドを実行します。
本パラメータは,スタック構成時のマスタスイッチで指定できます。指定できる値の範囲は,「パラメータに指定できる値」を参照してください。

本パラメータ省略時の動作
自装置に対してコマンドを実行します。

<serial no.>
削除するシリアル番号を指定します。シリアル番号は0〜9,a〜f(小文字)の16文字の文字列で構成されますが,4桁ごとにハイフンを付けられます。

[スタック構成時の運用]

マスタスイッチからスタックを構成しているメンバスイッチのスイッチ番号を指定してコマンドを実行できます。

なお,remote commandコマンドも使用できます。

remote command <switch no.> erase license <serial no.>

[実行例]

図15-1 オプションライセンスの削除

 
# erase license 0100-0001-0200-0000
 
 
This serial number enable OP-VAA
Erase OK? (y/n)
 
ここで"y"を入力するとオプションライセンスは削除されます。
ここで"n"を入力するとオプションライセンスは削除されないで,コマンドプロンプトに戻ります。
 

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表15-5 erase licenseコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ 内容
Can't execute for accounts mismatch. バックアップスイッチのアカウントが不一致のため,本コマンドを実行できません。アカウントを操作するコマンド(adduser,rmuser,password,clear password)を実行して,アカウントを同期してください。
Can't execute. コマンドを実行できません。再実行してください。
Invalid serial number <serial no.> 指定したシリアル番号のオプションライセンスはありません。
<serial no.>:シリアル番号
No such Switch <switch no.>. 指定されたスイッチ番号が存在しません。指定パラメータを確認して再実行してください。
また,メンバスイッチの追加直後などは,コマンドを実行できないことがあります。その場合は,再実行してください。
<switch no.>:スイッチ番号
Switch <switch no.> was deleted from stack. メンバスイッチはスタック構成から削除されました。
<switch no.>:スイッチ番号

[注意事項]

削除したライセンスキーは,装置を再起動したあとに無効となります。

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