運用コマンドレファレンス Vol.1
購入したオプションライセンスを本装置に設定します。
[入力形式]
set license [switch <switch no.>] {key-file <file name> | key-code <license key>}
[入力モード]
装置管理者モード
[パラメータ]
- switch <switch no.>
- 指定したスイッチ番号のメンバスイッチに対してコマンドを実行します。
- 本パラメータは,スタック構成時のマスタスイッチで指定できます。指定できる値の範囲は,「パラメータに指定できる値」を参照してください。
- 本パラメータ省略時の動作
- 自装置に対してコマンドを実行します。
- key-file <file name>
- オプションライセンスをファイル指定で設定します。
- key-code <license key>
- オプションライセンスをライセンスキー指定で設定します。ライセンスキーは0〜9,a〜f(小文字)の32文字の文字列で構成されますが,4桁ごとにハイフンを付けられます。
[スタック構成時の運用]
マスタスイッチからスタックを構成しているメンバスイッチのスイッチ番号を指定してコマンドを実行できます。
なお,remote commandコマンドも使用できます。
remote command <switch no.> set license {key-file <file name> | key-code <license key>}
[実行例]
- ファイル指定の場合(例ではライセンスキーファイルとして”addopt.dat”というファイルを指定しています)
# set license key-file addopt.dat #- ライセンスキー指定の場合(例では設定するライセンスキーを”0123-4567-89ab-cdef-0123-4567-89ab-cdef”としています)
ハイフン付きでライセンスキーを指定します。 #set license key-code 0123-4567-89ab-cdef-0123-4567-89ab-cdef ハイフンなしでライセンスキーを指定します。 #set license key-code 0123456789abcdef0123456789abcedf
[表示説明]
なし
[通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
表15-2 set licenseコマンドの応答メッセージ一覧
メッセージ 内容 <license key> is not for this system. このライセンスキーはこのシステムのものではありません。
<license key.>:ライセンスキーA license key cannot be added any more. オプションライセンスを設定できる上限を超えています。 Can't execute for accounts mismatch. バックアップスイッチのアカウントが不一致のため,本コマンドを実行できません。アカウントを操作するコマンド(adduser,rmuser,password,clear password)を実行して,アカウントを同期してください。 Can't execute. コマンドを実行できません。再実行してください。 Invalid contents of <file name>. 指定されたライセンスキーファイルの内容が正しくありません。正しいライセンスキーファイルを指定してください。
<file name>:指定されたライセンスキーファイルInvalid license key <license key>. 入力したライセンスキーが不正です。 Invalid serial number <license key>. 無効なライセンスキーです。
<license key >:ライセンスキーNo such file <file name> 指定されたライセンスキーファイルがありません。
<file name>:指定されたライセンスキーファイルNo such Switch <switch no.>. 指定されたスイッチ番号が存在しません。指定パラメータを確認して再実行してください。
また,メンバスイッチの追加直後などは,コマンドを実行できないことがあります。その場合は,再実行してください。
<switch no.>:スイッチ番号Switch <switch no.> was deleted from stack. メンバスイッチはスタック構成から削除されました。
<switch no.>:スイッチ番号This license is already registered. このオプションライセンスはすでに設定されています。
[注意事項]
適用したライセンスキーは,装置を再起動したあとに有効になります。
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