コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2

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ipv6 pim direct

遠隔のマルチキャストサーバアドレスを直接接続サーバとして扱い,動作します。

[入力形式]

情報の設定
ipv6 pim direct <access list name>

情報の削除
no ipv6 pim direct <access list name>

[入力モード]

(config-if)
VLANインタフェース

[パラメータ]

<access list name>
本装置に直接接続として動作させたいマルチキャストデータの送信元アドレスのアクセスリストを指定します。有効となる送信元アドレスはインタフェース当たり最大128個です。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    省略できません
  2. 値の設定範囲
    31文字以内の名前を指定します。
    詳細は,「パラメータに指定できる値」を参照してください。

[コマンド省略時の動作]

なし

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに反映されます。

[注意事項]

  1. <access list name>はipv6 access-listコマンドで設定したアクセスリストを指定してください。これ以外のコマンドで設定したアクセスリストは指定できません。
  2. 未設定のアクセスリストを指定した場合,本コマンドは無効となります。
  3. <access list name>に指定するアドレスは,該当アクセスリストの送信元IPv6アドレスに指定してください。
  4. グローバルネットワークまたはVRF単位で同一の送信元IPv6アドレスを含む設定にした場合,一部の設定が無効となります。
  5. 指定するアクセスリストに設定された送信元IPv6アドレスは,インタフェース当たりの最大数(128個)まで有効です。
  6. 本コマンドのアクセスリストで指定した送信元IPv6アドレスは有効・無効にかかわらず,送信元IPv6アドレス数の合計が装置当たりの最大数(256個)を超えた場合にエラーとなります。
  7. 有効になる送信元IPv6アドレスはアクセスリストに入力した順番となります。また,運用コマンドppupdateで対象装置のソフトウェアをバージョンアップした場合や運用コマンドcopyでコンフィグレーションをコピーした場合には,有効になる送信元IPv6アドレスはアクセスリストのシーケンス番号順となります。

[関連コマンド]

ipv6 pim

ipv6 access-list

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